むくみ対策に着圧ソックスの効果・評判を徹底追跡

着圧型ウェアの効果とランニングについて

私は趣味でランニングをしています。

そのため、脚のケアに対して人一倍敏感でもあります。

その中で脚のケアグッズの中で、着圧型のカーフカバー(ふくらはぎをカバーするもの)を愛用しております。

この手の商品で有名なのが、C3fit(ゴールドウィン)のゲイターシリーズです。

私はインスピレーションゲイターを主に使用しております。

ホームページをご覧になるとお分かりかと思いますが、この商品は「一般医療機器」の「弾性ストッキング」に指定されており、品質及び機能が保証された製品でもあります。

下から上に向かい段階的に圧力が上がり、血流促進とむくみの抑制に効果があるとの記載があります。

実際私はレース後やハードなトレーニング後に着用することが多いです。

薄手の素材であるため、上から靴下を履いても目立つことはなく、仕事中でも問題なく着用できるため、四六時中脚のケアをすることが可能です。

もちろん、レースやトレーニングの最中にも着用する方もいます。

こちらの場合、寒さの抑制とパフォーマンスアップを見込んで着用されているかと思いますが、私はレース中にふくらはぎを覆うことは好きでないので、着用はしてません。

実際の効果のほどですが、立ち仕事の際などの疲労の具合は変わってきます。

着用しているときのほうが、脚の疲れがないように感じます。

特に日中ずっと立ち仕事をした後の疲れは段違いに良いです。

類似品として他社からも様々な効果を狙ったカーフカバーを出しています。

特に多いのは、テーピング効果のある着圧カバー・タイツ・ソックスだと思います。

しかし私はこの製品の効果については疑問を感じています。

なぜなら、テーピングは肌に貼りついて密着することで効果を最大限に発揮します。

筋膜のリリースや腱・筋肉の固定などがその目的として挙げられますが、これがタイツやソックスの類だと、密着するとができないため、その効果はテーピングよりはるかに下回るものと考えられます。

なぜそうなるかというと、粘着しているか否かにより、テーピング作用の効果が異なるためです。

私は「テーピング作用」を狙った着圧タイツ・ソックスを購入するよりは、むしろテーピングを積極的に使用するほうが、テーピング効果を十分に発揮できると考えております。

こういった製品のもう一つの狙いとしては「筋肉のブレを抑制する」という効果が挙げられます。

おそらく初心者やまだ筋肉が十分にできていないランナーにとっては当てはまるものと考えられます。

筋肉が十分に発達していないため、筋肉が大きくぶれるため、それによる疲労や怪我のリスクを抱えたまま運動することになります。

これを防止するには、これまで挙げたような着圧のソックス・カバー・タイツなどを着用することが手っ取り早い方法となります。

実際、ランニングを始めたばかりのランナーや、マラソン大会で完走目的(タイムは二の次)のランナーの着圧タイツ着用率は非常に高いです。

やはり一定の効果はあるものと思われます。

初心者が一定の力(=筋肉)を付けるまでの間は着圧のタイツは必要になるかと思われます。

しかし、ステップアップして、一定以上のタイムを持つランナーになると、タイツの着用率は減少してしまいます。

この理由としては、先ほど挙げたようにある程度の筋肉が付き、筋肉のブレが自身で抑制できるようになることが挙げられます。

こうなるとタイツではデメリットが増えてきます。

熱が放出できなくなること、そして関節部分で擦れが生じてしまうことが挙げられます。

筋肉が運動するとき、その箇所から熱が発生しますが、タイツなどで覆ってしまうことで鉄が放出できずにこもってしまい、結果余計な発汗を催す可能性が示唆されます。

また股関節部分やひざ関節などは走っているとき特に動く箇所であり、フルマラソンでは約2万回関節が動きます。

その間2万回擦れが生じることで摩擦による擦れのトラブルが生じる可能性も生じてきます。

このため、一定上のタイムを持ったランナーはタイツ等を着用しなくなります。

しかし、最近では少し傾向が変わってきました。

積極的に着圧タイプのアームカバーや太ももまでのタイツ、着圧ソックスもしくはカーフカバーを着用するランナーが増えてきたのです。

しかも2時間10分を切るトップランナーに見られるようになりました。

その理由は、「空気抵抗」です。

少しでも空気抵抗を減らすために着圧タイプのウェアを着用しているのです。

これはNIKE社の研究成果から生み出されたもので、「Braking 2」(フルマラソンで2時間を切るためのプロジェクト)の中で様々なことが試された結果、このような傾向が生まれました。

実際にエリウド・キプチョゲが出した記録で着用しているのが、着圧タイプのアームカバーであったりタイツだったりします。

NIKE社契約ランナーを中心にこの傾向は広まりつつあり、モー・ファラーだったり大迫傑もこのように着圧ウェアを着用するようになりました。

このムーブメントは広まりつつありレッグメイクリフレ~履く岩盤浴~着圧レギンスもよく見かけるようになりました。

着圧のハーフタイツを着用することを「大迫スタイル」として、SNSを中心に呼ばれるようになりました。

先ほど挙げた着圧ウェアのデメリットも、技術の進化とタイムを追い求めることでデメリットでなくなってきています。

近い将来、水泳のレーザーレーサーのような革新的な着圧ウェアが登場し、マラソン界を席巻する日が来るかもしれません。